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【タイムマシーン3号】いつも上質な笑いを提供
(感想)
・安定的に良質な笑いを提供してくれます。これ以上に安定した漫才を提供できるコンビは、現在、他にはなかなかいないと思います。ボケ、ツッコミの力量のバランスも非常に取れています。
殿堂入りの方々と比較しても安定感では決して引けを取らず、むしろ秀でている感さえあります。ではなぜ殿堂入りではないのか?殿堂入りの方々と比べ、どこに違いがあるのか?それは一つでいいから、強烈な印象を残す、忘れられない、いつか使ってみたいと思わせるような笑いを生み出せるかどうか、といった点が「もう少し」だと感じる点です。
(このフレーズ)
・「馬鹿が食べる食いもんだな!」
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【カミナリ】溜めての一言
(感想)
・茨城弁での漫才やドツキツッコミが注目されますが、より注目すべきは長い前振りの後につっこまれる一言でしょう。ここで笑いを回収する構造なので、言葉選び含めて非常に重要です。
(このフレーズ)
・「馬鹿が食べる食いもんだな!」
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【本当に面白いのは誰だ】
(ネタによってはすごく面白い方々)
【インパルス】
・まずは解散しなくて良かったです。またいつか単独ライブが出来るまでになって欲しいなと思います。ヨハンシリーズが有名ですが、他にも面白いコントを持っていますね。
(この一言)
・「アッシュって呼ぶからさ~」
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【ペンギンズ】ノブオのテンションとアニキの一言
(感想)
・アニキの一言が笑いの拠り所ですが、それまでの二人の関係が笑いを増幅させています。ノブオが高いテンションながらも、アニキとの関係をしっかりと維持していて、あくまで「兄貴と舎弟」の構図が崩れていないところが、アニキの一言を際立たせています。アニキの一言も練られていますね。
(このフレーズ)
・「流行るといいな~」
「本当に面白いのは誰だ~最近の若手編~」
【パーパー】間の後の一言
(感想)
・基本、パターンは同じなものの けんじ君の一言が絶妙で繰り返し笑えます。ネタはけんじ君によるものの様で、現在も十分に面白いのですが、まだまだ磨いて行ける余地がある思います。
(このフレーズ)
・「ちょっと存じ上げないですね」
本当に面白いのは誰だ?
「本当に面白いのは誰だ」
誰が本当に面白いのか?
本当に面白いと感じたネタを持っている芸人に関して、極めて個人的な感想を綴りたいと思います。
【キングオブコメディ】ボケで笑い、ツッコミで笑い
(感想)
・1970年代後半くらいから色々と観てきましたが、コントでは№1ですね。
どのネタも後に引く「これは面白い」といった部分が必ずあります。
今野の強烈なボケと高橋の冷静なツッコミが秀逸ですが、ボケとツッコミが入れ替わったパターンも少ないですがいくつかあり、これはこれでいい味を出しています。
・ボケもツッコミも言葉の選び方や間が抜群で、耳に残り、自分でもいつか使っ
てみたいと思ってしまうフレーズがいくつもあります。実際に使ってみると
改めて、視点や言葉の選び方が非凡だなと感じます。
・不幸がありコンビは解散しています。やったことは許されないことです。高橋
の不幸な環境を引き合いに免罪符にするつもりも全くありません。ただ、多くのやらかしてしまった芸能人に一度は再起の機会が与えられる様に、もう一度、このコンビのお笑いを見たい気持ちを強く持ちます。
(このフレーズ)
・「あ~、神棚だ」
・「アンダバッテンツァー」
(面白さの分析)
・言葉の選び方、ツッコミ
(現在は)
・コンビ解散、今野さんは俳優中心に活躍中。
YouTubeで見ることが出来るおすすめネタ
【ポイズンガールバンド】不思議な世界へ引き込まれてしまう
(感想)
・漫才はこのコンビが本当に面白いです。吉田のツッコミが阿部のボケに面白さを強く加えますね。
・発想、着想が秀逸です。他の芸人の漫才とはボケの角度が違い、代替がきかない笑いを提供してくれます。
(このフレーズ)
・「アジアで?」
(現在は)
・吉本に所属しているが、テレビでは見かけることはほぼないかな。
【ツービート】たけしさんのほとばしる才能、そしてきよしさん
(感想)
・漫才にのめり込んだきっかけのコンビですね。特にたけしさんを追ってチャンネルをザッピングしました。
・それまでのお笑い、お笑い芸人とは違う何かを感じさせた、私の中では革命者です。
(このフレーズ)
・「こいつ何か東京出て初めて人を見たんですよ」
(現在は)
・たけしさんは芸能界の頂点に。きよしさんも芸能活動は継続中。
【ゾウさんのポット】間の面白さの絶妙
(感想)
・伝説のコンビですね。間の取り方が絶妙でした。意識しているか無意識かは別にして、多くの芸人に影響を与えていると思います。
・偶然ですが、面白いと感じているコンビは、キングオブコメディにしてもポイズンガールバンドにしても片方が活舌悪いコンビが多いですね。
(このフレーズ)
・「そういうことってあるよね」「あわて者だね」
(現在は)
・解散。
【とんねるず】新しい笑いの開拓者
(解説)
・伝説のコンビですね。ここに挙げている他の芸人と比べ、とんねるずのネタはあまり観た機会が無い方が多いかもしれません。かつて、フジテレビの土曜深夜のオールナイトフジでとんねるずのコーナーがあり、本当に面白かったです。爆発的な面白さでしたね。
・意識しているかしていないかは別にして、今のお笑いやバラエティはビートたけし/とんねるずの影響を強く受けたものが主流になり。今も続いていると思います。
(このフレーズ)
・「それそれ~」
(現在は)
・バラエティ番組中心に芸能界の超大物として活躍中。
【アンタッチャブル】最高の漫才
(解説)
・勢いのある漫才で、ボケもツッコミも完璧ですね。笑いの量が圧倒的に多いです。
・歴代М‐1チャンピオンの中で、最も優勝の納得感があったコンビです。このコンビ以外、考えられませんでした。
(このフレーズ)
・「後で教えてよ~」
(現在は)
・それぞれピンで活躍中ですが、漫才を期待する声が多く、復活が待たれます。
【おぎやはぎ】掛け合いの多様性
(解説)
・漫才における従来の掛け合いのセオリーを崩したコンビだと思います。独特の味がありますね。特に矢作のツッコミは唯一無二です。
(このフレーズ)
・「辞めろー」
(現在は)
・テレビ、ラジオで大活躍中。最近はピンでの露出も目立っています。
【銀シャリ】ツッコミの天才
(解説)
・関西出身の漫才では現在、一番だと思います。このコンビが出て来てから、関西吉本勢の中で「ツッコミが面白い、個性あるツッコミをする」コンビが増えた気がします。和牛とか霜降り明星とか。
・惜しむらくは橋本のツッコミの面白さに比べ、鰻のボケがやや弱いところでしょうか。決して悪いわけではありませんが、ツッコミが実に面白いだけにバランスの悪さを感じてしまう部分があります。
(このフレーズ)
・「鈴鹿?」「ドクターなんて言っているのコパだけや」
(現在は)
・ネタ番組以外も積極的に出て活躍中。ひな壇やレポートではネタほどの面白さはまだ発揮出来ていないかな。
【オードリー】掛け合いの面白さ
(解説)
・お決まりのやり取りであっても、何度見ても「面白いな」と感じてしまいます。一番最初にМ-1で見たときは衝撃的だったな~。
・単独ライブだと、コントと比べて漫才はどうしても続く芸風に飽きが来てしまうケースがありますが、このコンビはそれがないですね。「こう来るな」とわかっていたとしても笑ってしまいます。
(このフレーズ)
・「最近ね、漫才コントの入り方覚えたんですよ」「2番目は海外ロケだよ」
(現在は)
・バラエティ番組中心に。コンビでもピンでも大活躍中
【バナナマン】長尺コントの帝王
(解説)
・絶品コントです。ネタも面白いけど二人の演技力もすごいですね。さまーずと共に、単独ライブのDVDは何回見返しても面白いツートップです。
(このフレーズ)
・「甘いパンとしょっぱいパン」
(現在は)
・多くのレギュラー番組を持ちピンでもコンビでも大活躍中。単独ライブも継続しています。
【さまーず】見れば見るほど味が出るコント
・三村、大竹の間柄の良さが、コントに面白さを増している様に感じます。他のコンビがやっても面白くないネタだろうなと感じる様なものでも、この二人がやると笑えますね。
・よく言われる様に三村のツッコミは秀逸。今のお笑い界のツッコミに最も影響を与えてと思います。
(このフレーズ)
・「わかりにくいな掛け軸じゃ」
(現在は)
・多くのレギュラー番組を持ち大活躍中。単独ライブも継続しています。
【爆笑問題】安定感
(解説)
・今もテレビで漫才を披露しています。レギュラー番組をいくつも持つ多忙なベテランが、一定のレベルで漫才をやり続けている点は、稀有な存在だと思います。
(このフレーズ)
・「なんでだよ」「怒られるよ」
(現在は)
・多くのレギュラー番組を持ち大活躍中。ネタ番組では漫才も披露しています。
(ネタによってはすごく面白い方々)
【ラバーガール】
【ハライチ】
【エレキコミック】
【インパルス】
【トータルテンボス】